英彦山神宮奉幣殿・下宮

 広い境内にはいると、先ず目に付くのが左手に建立されている、大きく豪壮な奉幣殿です。国指定の重要文化財にもなっていますが、元和2年(1616年) に小倉藩主・細川忠興が再建した建物で、修験道時代は霊仙寺の大講堂でした。
 その他、境内には手水舎、たった一つだけ残った室町時代初期の梵鐘、この社の品格に相応しい落ち着いた社務所、神池、境内社の天之水分神等が周囲に点在しています。
 奉幣殿横に立つ鳥居が下宮への入口で、そこから石段の参道が続いています。石段の途中には英彦山中岳(上宮)や玉屋神社・鬼杉へと続く登山道があり、指標が立てられています。奉幣殿から下宮は割と近く5分も係らないでしょうか。境内は静かで、社殿は横向きに建てられています。ここから奉幣殿の屋根が良く見えました。
 今回は時間がなかったので、下宮までしかいけませんでした。次回福岡を再訪する際には、中宮・上宮の参拝も予定に入れたいと思っています。

境内の様子
梵鐘
手水舎 神輿庫?
国指定重要文化財・奉幣殿
元和2年(1616年) 細川忠興による再建。入母屋造り柿葺きの豪壮な社殿です。
奉幣殿内の様子 奉幣殿に掛かる額
社務所 神池

境内社:天之水分神
天之水分神を護る昭和11年生まれの狛犬
阿吽の位置が反対の若々しい狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)11月建立)
天之水分神全景 岩の間より湧き出でる
「圓通の瀧」から流れてきた霊水と祠
下宮入口に立つ台輪鳥居と石段参道
石段参道途中に立つ指標
石段参道の様子
境内入口
拝殿
拝殿内の様子
本殿
御神木・大杉 絵馬
境外摂社:高住神社へ

境外摂社:玉屋神社へ

今回、中宮、上宮への参拝は出来なかったので、パンフレットの写真を載せさせていただきました。