妙見神社上宮

北九州市小倉北区足原 (平成24年4月26日)

東経130度54分56.41秒、北緯33度51分26.97秒に鎮座。

【神社情報・Rumarin&Saiseiさんより】
足立山妙見宮(御祖神社)の上宮です。足立山(597.8m)の西側にある妙見山(519m)の頂に鎮座しています。

妙見宮境内北側に登山口があり、和気清麻呂公像を脇目に山奥へと入っていきます。木立の中を黙々と登ること30分、目の前が明るくなり分岐点に出ます。
ここを左折しさらに案内に従うこと15分で石段が現れます。一直線の長い石段を上りきると、安永三年の鳥居と下宮狛犬の弟分といえる安政七年の狛犬が参拝(登山)者を出迎えます。そして細長い直線参道の先、登山開始から約一時間、ようやく拝殿に辿り着きます。御覧の通り拝殿前には狛犬と燈籠が一対あり、狛犬はかなり古そうなわりに大型です。前足は崩れているのか元々こういうものなのか、よく解りません。年代は不明です。(燈籠は貞享元年)。登山は大変でしたが、達成感と古狛犬のおかげで満足のいくものとなりました。

和気清麻呂公像

山道

分岐

眺望(南方)

山道

道途中の大木

山道

鳥居

若干の剥落が見られるが山中で雨ざらしを考慮すれば良好かと思われます。
下宮境内入口の狛犬(安政6年(1859))とそっくりです。同時期の奉納か。

参道

拝殿

拝殿内

顔の傷が痛々しいが、末永く頑張ってください。拡大写真はこちら。

本殿

「足立大権現」と「御祖神社」の社額

若杉大明神。写真はただの供物入れみたいですが、この奥に神木のような木は無かったと思います。詳細は不明です。

稲荷大明神

燈籠・狛犬・鳥居