筑紫野市永岡587-1 (平成30年3月23日)
東経130度32分40.79秒、北緯33度28分27.40秒に鎮座。
この神社は、西鉄天神太牟田線・桜台駅の北700m程の辺り、永岡の街中に鎮座しております。
御祭神 応神天皇・神功皇后・玉依姫命
由緒
当八幡宮がいつごろ建立されたかについては、分かっていませんが、古くから永岡村の産土神として祭祀されていたようです。江戸時代後期に書かれた『筑前国続風土記拾遺』に、
「本村に在。産神也。所祭。応神天皇・神功皇后・玉依姫命也。祭日。9月19日。奉祀は不老氏・山内氏なり。」
との記述があります。神官は太宰府の不老氏と原田にある筑紫神社の神官山内氏が担当していました。
また、『筑前国続風土記拾遺』より少し前に書かれた『筑前国続風土記附録』には、
「八幡宮 シロ 境地に祇園神有り」
と出ています。「シロ」とは地名で、「城」です。現在は「城ノ内」という小字として残っています。戦国時代には筑紫広門の出城があったと言われていますので、このような地名になったと考えられます。「祇園神」は現在まで残っている石碑のことで、天明元年(1785)のものです。
境内由緒書き より。
参道入口と一の鳥居
二の鳥居
拝殿
拝殿前手前の狛犬。拡大写真はこちら。
(大正11年(1922)8月建立)
拝殿前奥の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和9年(1934)10月建立)
拝殿内部
狛犬と随身様
拝殿内の木造狛犬
本殿覆屋
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御神木