住吉神社

坂井市三国町山王6-2-80(平成24年6月1日)

東経136度9分39.77秒、北緯36度12分22.67秒に鎮座。

 この神社は三国神社のすぐ東、四日市区民館隣に鎮座しています。入口は全然別で予備知識無しの参拝でしたので、この日は気付きませんでしたが、帰って調べたところ、この社は三国神社の境外末社ということです
 神社は三国の丘を背後に東面しており、入口には台輪鳥居が立ち、参道脇には燈籠と狛犬が奉納されています。中央奥には入母屋造りの拝殿と神殿を納めた鞘堂を接続した社殿が建立されています。「住吉大明神」の社額を掲げた拝殿内には随神像が見え、奥に三~を祀った三枚の扉が見えます。
 境内入口左には立派な四日市区の三国祭山車格納庫が建造されています。

 三国神社の公式サイトにもこの社の案内は無く、詳細は不明ですが、御祭神は勿論住吉三神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)でしょう。境内左にある三国祭山車格納庫の説明では、元禄10年(1697)に御開帳を行ったと記されています。

社頭
神社入口
入口に立つ台輪鳥居
境内の様子
拝殿前、昭和9年生まれの出雲狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和9年(1934)7月建立)
拝殿軒下にいる建立年代不明の狛犬
笏谷狛犬ですが、阿の左顎が欠けてしまったのが残念です。軒下にいるにも関わらず、かなり磨耗が見られます。笏谷としては後期の作と思われますが、それでも年代物なのでしょうか?
狛犬の拡大写真はこちらで
入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子 拝殿内に架かる額
「住吉大明神」
本殿鞘堂
入口左側に建つ四日市区山車蔵