古山王神社

東金市東金 (平成21年1月3日)

東経140度21分50秒、北緯35度33分36.37秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
最福寺の裏山にある山王台公園の一角にあります。地図の赤丸の位置が古山王神社です。

由来
古山王神社は、僧最澄が仏教を広めるため、大同二年(807年)近江の国坂本村(現、大津市坂本町)の日吉大社から御分霊を勧請し、東金市鴇峰の当地に鎮祭したもので、山王権現とも称され爾来多くの人達に崇敬されてきたが、嘉慶元年(1387年)に酒井定隆が鴇峰城の鬼門鎮護のために、大豆谷宮台の地に現在の日吉神社を建立し御遷座したもので、旧東金組六ケ村の総鎮守として崇敬を集め今日に至っている。
御遷座後も当地に御社殿を建て、古山王神社と称し崇敬されてきたが、社殿の老朽化甚だしきため、有志二十三名相はかり、新社殿を建立しあらためて日吉大社より御分霊を勧請して、昭和五十九年十二月二十五日に鎮際したものである。
(以上古山王神社の案内板による)

管理人の一言。
最澄が創建したのは、神社のある鴇ヶ嶺、南西山裾の最福寺です。最福寺公式サイトには、「最福寺は大同2年(807年)最澄によって創設された現在日蓮系の単立寺院です」と書かれています。最福寺の守護神として山王権現が勧請されたようです。現在の日吉神社はこちら。

参道

鳥居

拝殿

注連縄と彫り物

拝殿前の昭和岡崎型狛犬。多分社殿と同じ昭和59年の奉納かと思われます。

手水鉢と神社裏側

神社の展望台からの九十九里方面