老尾(おいお)神社

匝瑳市生尾75 (平成22年8月4日)

東経140度32分53.86秒、北緯35度42分18.14秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
県道16号を挟んで県立匝瑳高校の反対側に鎮座しています。周りを高い樹々に囲まれた良い所でした。

御祭神 阿佐比古命
配祀 磐筒男命・磐筒女命・國常立命

社伝によれば崇神天皇7年の創建である。鎮座地の生尾(おいお)から取られた名前。
下総国のうち下海上国造の領域の式内社は当社の他は香取神宮のみであり、下総国匝瑳郡惣社とされ、匝瑳大明神とも称された。
当社の祭神である阿佐彦命は香取神宮の祭神・経津命の御子神である。
正平24年(1369)社殿が焼失した。のちに領主千葉満胤らによって再興されたが、千葉氏の衰えとともに、当社も衰退していったと思われる。
明治6年(1873)10月に郷社に列格した。現在は八重垣神社が兼務し、代々の匝瑳氏が宮司を務めている。

管理人の一言。
当社の鎮座地は匝瑳市生尾(おいお)。つまり、老/生尾(おいお)の神の社と云う事だろうか。匝瑳郡唯一の式内社であり、嘗ては匝瑳郡を代表する神社であったようです。

鳥居と社号標

参道

拝殿

延喜式内匝瑳一座
老尾神社

本殿


子安宮

御神木

御朱印。八重垣神社が兼務していますので、匝瑳さん(宮司さん)にお願いしました。この後、宮司さんとその奥さんからお話を伺いました。飯高寺と飯高神社の話がでて、奥さんから、あそこは無人だが彫刻がすばらしいとまた宮司さんは、昔は歩いて行ったもんだと。