八幡神社

習志野市大久保4-4-27 (平成21年12月30日)

東経140度3分20.86秒、北緯35度41分12.47秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
習志野市の名の由来は習志野演習場からです。演習を総監した明治天皇が後日「習志野原」と命名し、軍の演習場になりました。習志野市大久保町は日本騎兵旅団発祥の地、神社のすぐ裏手の公園には、習志野騎兵旅団指令部がありました。
神様は、武家(あるいは源氏)の守護神と皇室の守護神としての両面があった八幡神。ということで陸軍の関係者たちに篤く信仰されていたようです。

御祭神:誉田別之命
御由緒
 延宝年間、豊臣方の武将であり、藤原秀郷の臣市角頼母が、河内国古市郡誉田村に鎮座する誉田八幡宮の分霊を船橋市夏見に守護神として奉斎されたが、農耕に適さずとして、藤崎部落の田久保源左衛門の教えにより、習志野市大久保の地に奉遷。
 その後更に現在地に遷座し、多くの崇敬を得ている。安政2年に本殿・拝殿を改築、昭和7年に神輿殿、同24年に神楽殿を新築。
千葉県神社庁公式サイトより。

管理人の一言。
河内国の誉田八幡神社より勧請したので、通称を誉田八幡神社(ほんだはちまんじんじゃ)と云うそうです。しかし河内国では「こんだはちまん」。当時、発音までは伝わらなかったと思われます。

神社入り口

境内

参道左右の江戸狛犬。太く逞しい足と流れる尾が綺麗です。拡大写真はこちら。

拝殿

本殿

本殿の彫刻

境内社

神輿殿

神楽殿

脇参道入り口

神社北側にある八幡公園

「習志野騎兵隊旅団発祥の地」と書かれた記念碑

現在NHKで放送中の「坂の上の雲」に主人公の一人として登場する、秋山好古は、この地から騎兵第一旅団長として出征したようです。