松戸市中和倉322 (平成24年11月4日)
東経139度55分34.72秒、北緯35度48分4.77秒に鎮座。
【神社情報・1948さんより】
JR「北松戸」駅または「馬橋」駅より東へ徒歩10数分ほどの所に鎮座しています。拝殿脇には先代狛犬がいました。参道脇に小さな祠堂(ほこら)「手兒奈(てこな)大神」がありました。調べました。『むかしむかしの、ずっとむかし「手児奈」という美しい娘がいました。上品で、満月のようにかがやいた顔は、都の、どんなに着飾った姫よりも、清く、美しくみえました。・・・・・』
文亀元年(1501)9月9日、当山第7世 日与聖人の夢枕に「手児奈」が現れ「良縁成就」「孝子受胎」「無事安産」「健児育成」の守護を誓いました。以来、真間の地を守護する女神として多くの信仰を集めています。
市川市真間に手兒奈を祀った「手児奈霊~堂」があります。
御祭神 伊邪那岐命
御由緒 元禄15年8月の建立。
中和倉には古墳時代の遺跡があります。中和倉村は、戦国時代が小金城構築の頃から始まったと思われます。江戸時代の初期正保国絵図(1644から1652年作成)には、水戸街道沿いの中根村から作新村を通って八ヶ崎村や千駄堀村に続く文化と生活の往来の村として記録されています。元禄年間には、前田川と長津川に挟まれたこの台地を生活の拠点にしていた135石の村となり、伊邪那岐命を熊野速玉大社(和歌山県新宮市)より勧請(かんじょう 本社の分霊を移して鎮祭すること)して、この地に熊野神社を創建しました。
境内案内板 より
鳥居
手水舎
拝殿
拝殿前の江戸流れ。拡大写真はこちら。 | |
(明治34年(1901)11月吉日建立) |
本殿
拝殿脇の先代様。拡大写真はこちら。 | |
(文政8年(1825)乙酉霜月吉日建立) |
祠堂・手兒奈大神 | |