祖波鷹神社

香取市岩部1064 (平成21年8月12日)

東経140度30分33.18秒、北緯35度48分35.41秒に鎮座。

【神社情報・「狛犬小僧」さんより】
岩部の栗源中学校西側100m程の位置にあります。以前この辺りは香取郡栗源町でしたが、現在は香取市になってしまい、道の駅には当時の名前が残されています。

由緒
祖波鷹大神は千葉県神社明細帳によると、往古より古老の口傳として長保二年の創建とあって、高産霊神を祭る社で昭和十八年岩部宇要害鎮座の星宮大神の祭神天御中主命を合祀、この年神饌幣帛料指定村社と定められた。
昭和二十年終戦による神社制度の変革により、宗教法人となった。
戦後間もない昭和二十二年御本殿以下の修繕を行ったが、近年諸所の痛みが散見されるに至り、平成十二年が創建壱千年に相當するのを機として氏子役員の発起により御社殿以下と中殿、手水舎等の修営が企画され多くの氏子崇敬者の浄財により諸事業の竣工を見るに至った。
(御鎮座壱千年修営の記より抜粋)

管理人の一言。
地図を見ると、香取神宮の周辺に「そばたか」神社が幾つかあります。香取市大倉の側高神社、香取市丁子の側高神社、香取市伊地山の脇鷹神社、香取郡多古町本三倉の側高神社等が見えます。香取神宮周辺でしか見られないこれらの神社は大倉の側高神社と同じ香取神宮の境外摂社であったと思われます。

神社入り口

階段を登りきった所に狛犬が鎮座しています。久しぶりに見た山の上の狛犬です。拡大写真はこちら。

(御大典記念 昭和3年(1928)11月建立)

拝殿

神額と木鼻

本殿

本殿木鼻。本殿は劣化対策からでしょうか、カバーされてました。ハトの住処にでもなるのかな?

手水舎新旧