側高神社

香取市大倉(平成18年3月5日)

東経140度33分25.01秒、北緯35度53分30.71秒に鎮座。

 この神社は「もう帰ろう。」と決めて、国道356号線で東関東自動車道・佐原香取ICに向かう途中で、道路に案内が出ていたので急遽立ち寄った神社でした。東関東自動車道・佐原PAのすぐ北に鎮座していました。
 案内によると、香取神宮 第一の摂社だそうです。通称・側高様と呼ばれているこの神社は、神武天皇の時代の創建と伝えられています。「脇鷹・側鷹・曽波鷹神社」とも記され、御祭神は側高大神を祀っていますが、昔から御祭神名は神秘とされ、口にすることを許されません。
 境内の左側に「四季の瓶」といわれる大きな瓶が4つ据えてあり、この瓶の中に雨水がたまる量によってその年の豊作を占います。
 また毎年1月10日に、五穀豊穣・子孫繁栄を祈願する「髭撫祭」という奇祭が、神事として受け継がれています。詳細については下記写真でどうぞ。
 参道の奥に石段が続き、鬱蒼と繁る木々の間に、鳥居と拝殿の屋根が見え、その奥の朱色に輝く本殿は寛文5年(1665)の造営で、県指定文化財です。

社号標 階段の参道
境内入口右側に一体だけ居た古い狛犬。
はじめ進化タイプに見えますが、相方は何処にも見あたりませんでした。
太い眉毛や横に寝かせた長い耳、脇毛、尻尾の形が面白い狛犬です。
拝殿 寛文5年(1665)造営で、県指定文化財の本殿
境内社 神楽殿
杜の中の末社
ご神木