香取郡東庄町舟戸716 (平成18年3月5日)
東経140度39分5.56秒、北緯35度47分13.23秒に鎮座。
この神社は成田線・笹川駅から265号線で南下し、266号線に入り分岐から600mくらいの四つ角を右折すると右手に鎮座しています。といっても道路に建っている一の鳥居から境内まではかなり距離があり、また急な坂道を上らなければなりません。
由緒によると、御祭神は伊邪那岐之命(いざなぎのみこと)、伊邪那美之命(いざなみのみこと)です。天武天皇の御代白鳳12年(682)に郷土の守護神として創建されたと伝えられ、開運、五穀豊穣、授子、安産、延命、長寿の大神として崇敬厚く、古来より歴代守護職、城主、庶民などの信仰を集めていました。また、近郷の総明神として親しまれ、男女二柱の大神を祀る所以により、左右大神と称しているそうです。
例祭は4月の第一土曜日で、十二年毎の未年霜月中の未の日に盛大に御神幸祭が行われるようです。全文はこちら。
平成23年4月2日、「狛犬小僧」さんが参拝され情報をお寄せ戴きました。3.11東北関東大震災で鳥居や灯籠等被害に遭ったようです。
道路から見た一の鳥居
正面は近くからは撮れません
車で上がれる参道途中で見た旧参道は階段でした
拝殿
左側と奥から見た美しい本殿 | |
本殿の脇障子には、動きのある狛犬が遊んでいます | |
手水舎
神楽殿
境内社・八幡宮
金比羅大権現、庚申塔、青面金剛像
左右大神昇格記念碑 | 手置帆真命、天思乗命、比古挟知命碑 |
以下「狛犬小僧」さんより、お送り戴いた3.11以降の左右神社。平成23年4月2日参拝。
旭市の北、万歳地区から県道266号線を北上し、東庄町の船戸地区に入ったら400m程で左に小高い丘が見えるので左折。300m程走れば右に船戸青年館と壊れた一の鳥居が見えますので、その間の坂道を登りきれば神社です。
4月の第一土曜日に行われる例大祭で奉納される十二座神楽で知られている左右神社だが、生憎のご時世で今年は中止。拝殿内では入学祭のみが行われていました。神社は鳥居も石灯篭も壊れ、哀れな姿でした。
御祭神 伊邪那岐命 伊邪那美命 他4柱
御由緒
干潟八万石といわれる広い耕地(往昔は椿湖)を一望に納める北方台上に鎮座し、景行天皇の御代に勧請された。大同年間に社殿を造営し、以来大友城主並びに和田城主の祈願所として武門、衆庶の崇敬篤く、殊に縁結び・授与安産・延命長寿の大神として世に遍く。古来より神代郷(後に上代郷と改む)の総鎮守で、総明神(または左右大明神)と称したが、陰陽ニ柱の大神を祀ることにより明治以降左右大神と称す。明治42年に八幡神社ほか3社を合祀。大正9年に幣帛料供進の村社に列す。
(以上 神社の広場 神社探検隊より)
壊れた一の鳥居。初めは変わった形の鳥居だなと思っていたら、後に残骸が転がってました。石灯篭も上部が落ちています。
鳥居残骸と社号標 | |
二の鳥居と石灯篭 | 壊れた石灯篭 |
二の鳥居後ろの岡崎型狛犬 | |
境内
手水舎と手水 | |
幟と拝殿
入学祭
神額 | 奉納弓矢 |
拝殿と本殿
本殿左側 | 本殿右側 |
鼓
八幡宮 | |
青面金剛など
左右大神石碑 | 石碑 |
御神木
仕事帰りの神主さん