八幡神社

我孫子市岡発戸新田162 (平成23年8月20日)

東経140度2分50.42秒、北緯35度51分31.2秒に鎮座。

【神社情報・1948さんより】
国道356の交差点「天王台駅入口」より真直ぐ南下、「高野山新田」交差点の東200mの所に鎮座しています。天王台駅より徒歩20分程です。道祖神社は確認出来ませんでした。水神宮の石祠、真ん中の部分は新しく大正のもの、上下は古いと思われます。

御祭神 誉田別命

御由緒
手賀沼の水辺に鎮座する。明治の「神社明細帳」には、「岡発戸新田字滝下、村社、社殿間数間口弐間三尺奥行三間三尺」とある。境内神社として、道祖神社、水神社、天神社、庚申塔、二十三夜塔、待道社の6社が記されている。
我孫子市史資料 民族・文化 より

神社入口

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和16年(1941)9月建立)

拝殿

本殿

水神社 天神社
庚申塔(青面金剛刻像塔) 二十三夜塔

待道大権現
我孫子市における江戸時代の安産祈願塔は、圧倒的に十九夜塔が多く、安永四年(1775)以降は待道大権現塔が加わる。待道大権現は岡発戸の白泉寺が創始した安産祈願信仰で、我孫子市・柏市・野田市・取手市などの利根川べりに石塔が112基確認できる。
我孫子市史研究センター会報第63号 より

白泉寺は八幡神社の別当で、現在は境内に建てられた岡発戸公民館の一部屋が仏間になっています。名前の由来は岡発戸の八幡神社を参照して下さい。

待道社
文久元年2月吉日 待道権現 女人講中

遠景

手賀沼