雄勝郡東成瀬村田子内下田(平成22年8月19日)
東経140度38分28.59秒、北緯39度10分48.06秒に鎮座。
この神社は東成瀬村役場の西北西約1.1km位に鎮座しています。比較的小規模な神社ではありますが、入口を文久2年生まれの狛犬が護り、彫刻が素晴らしい本殿では力士達が睨みをきかす鉄壁の護りがなされている神社です。
神社の本殿背後には整備された神池があり、そこから水が湧き出ています。この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、社名から見てこの社の創建にこの湧水が関係しているのでしょうか?
神社入り口 |
入り口に居る文久2年生まれの狛犬 穏やかでちょっと惚けた感じの潰れ顔で、丁寧な造りの秋田狛犬です。渦巻きや狐のような尾の造りが面白威のですが、剥落の進み具合が酷く、心配ですね。横手市十文字町梨木・愛宕神社(万延元年(1860))の狛犬とそっくりです。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(文久2年(1862)壬戌4月吉日建立) |
入口に立つ明神鳥居と額 | |
境内の様子 | |
拝殿 | |
拝殿額「水神祠」と目抜き彫刻・龍 | |
拝殿木鼻・狛犬 | |
本殿 | |
本殿四隅の組み物の上から睨みをきかしている力士達 この社の力士は前方の二体は力強く筋肉質で、後方の二体は肥満気味のように見えます。 本殿、彫刻類の拡大写真はこちらで |
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神池 |