金桜神社

山梨市歌田(平成17年5月28日)

この神社は山梨市駅の南南東約1.8kmの、重川と日川の三角州にある歌田地区に鎮座している、金峰山を神体山とする神社の里宮の一つです。式内社で御祭神は伊弉諾尊 、伊弉冉尊 、大己貴命 、少彦名命。社伝によるとこの神社は狭穂彦王三世孫臣知津彦公の御子塩見定尼が甲斐国の国造に任ぜられ、祖先の地・丹後国天橋立から勧請したので橋立明神とも言われていました。
ビニールハウスの脇の参道を歩き、境内入口の2本の松の木の間を通り、境内に足を踏み入れると正面に拝殿と、端正な顔立ちの狛犬がお出迎えしてくれて、その後方には組み木に彫刻を施してある珍しく技巧的な赤い屋根の本殿が建っています。境内には合祀された祠や石祠、石碑なども数多くあり、何のためか玉石が積み上げられていました。

(石工・川口 浅次郎刻  昭和13年10月15日建立)

参道入り口と台輪鳥居

境内入り口

拝殿

本殿

まだノミ跡も残っている端正でこの時期としては落ち着いている狛犬

境内にはこんなに合祀社が沢山有りました