高岩四所神社

大月市初狩町中初狩2439(平成22年3月29日)

東経138度52分58.99秒、北緯35度35分30秒に鎮座。

 この神社は中央本線・初狩駅の西約380m、線路沿いの丘の上に鎮座しています。
 入口には取り立てて神社らしき物が無く、少し参道を行くと石段の参道とその途中に石鳥居が立っています。鳥居には「高巌神社」の額が架かり、そこから又少し石段を上がると境内です。境内入口には朱色の二の屋根付き神明鳥居が立ち、左手には社殿と向き合うように境内社が祀られ、境内正面奥には真新しい拝殿と、流造りの本殿が建立されています。境内右手には神輿殿・神楽殿が一緒になった建物が建てられています。

 御祭神:国常立命、日本武尊、磐筒男命、磐筒女命
 境内社:一社
 由緒:鎌倉時代末期荘園支配を確立した甲斐武田氏により、嘉暦2年(1327)稲村山頂に創建されたと伝えられます。旧社殿は稲村山頂にあって元治元年(1864)3月の山火により焼失、同年8月社殿再建を協議しましたが、徳川時代より明治にうつる変革の時再建思うように進まず、明治13年に至り現在地に鎮座。平成13年改築の完成をみました。

社頭
参道入口
参道途中に立つ一の台輪鳥居 鳥居に架かる額
「高巌神社」
石段の参道
境内入口
境内入口に立つ二の屋根付き神明鳥居
境内の様子
狛犬と拝殿
流造の本殿
社殿と向き合って祀られている境内社
神輿殿・神楽殿
神社前の風景
直ぐ間近に中央本線が通り、町の向こう側には中央道の高架橋が見えています。