為朝神社

韮崎市神山町北宮地(平成17年6月5日)

国道20号線から、韮崎市役所前で武田八幡神社線に入り釜無川を渡り、道なりに右折、韮崎西中を左折したら突き当たりが武田八幡神社です。その武田八幡神社本殿左からゲートを自分で開けて森の中の小道を少し行ったところがこの為朝神社です。綺麗な覆い屋の中に為朝像と柿葺きの流麗な社殿が入っていました。

【狛犬情報:naitoさんより、北巨摩地方の神社の由緒・沿革を戴きましたので補足致します。】
 御祭神:鎮西八郎源為朝
 鎮西八郎源為朝を祀った神社で、元暦元年甲辰年武田太郎信義が、社殿を建立し為朝の画像と大長刀納め神霊を祀った。後文化十三丙子年三月源氏の直系深沢文兵衛源直房等がその衰退を憂い、昔日の面影を再現したものである。古来疱瘡除けの神として四方民の信仰厚く、遠近より賽するもの多かりしが、明治後、種痘の実施と共に参詣者も絶つにいたったが戦後再び人文地理史美術研究のため参詣人の訪問が多いと言う。

社殿正面と右側から

源為朝像

社殿の横壁の彫刻