白鬚神社

韮崎市水神町(平成17年6月5日)

この神社は県道17号線に入り口がありますが、車のとおりは激しいし路地の奥なので非常に見つけにくく、何回も行きつ戻りつしてやっと見つけました。裏の崖上は市営墓地になっています。とても小さな境内ですが社殿は新しく綺麗で境内隅には子供の遊具も設えてありました。

【狛犬情報:naitoさんより、北巨摩地方の神社の由緒・沿革を戴きましたので補足致します。】
 御祭神:塩土老翁(しおつちのおじ)
 火照命(ほでり)(海幸彦)・火遠理命(ほおり)(山幸彦)の物語に出てくる神々の一柱である。神名の塩槌は塩筒の意味とする説もあるが、塩路をよく知る意味に解釈して航海の神とする説もある。古事記、日本書紀にもある有名な話で、塩槌翁命(塩土神)は釣り針を返せと責められ困っていた山幸彦の前に現われて、目無しかごを作り、山幸彦を入れて海に投じ、海神(わだつみ)の宮に至らしめた。また、日本書紀の一書では老翁が袋から櫛を出して地に投げると竹林になって老翁はその竹でかごを作ったとある。

神社全景

拝殿

本殿

合祀社や仏様の石像