甲州市塩山上於曽(平成17年5月28日)
この神社は塩山市役所の西、青梅街道を挟んで反対側に鎮座しています。樫や杉、公孫樹などの木立に囲まれたこの神社は、一見したよりも奥行きがあり、境内に佇むと、とても塩山の中心部に居るとは思えない静寂感があります。社伝によると、承和九年(842)国司の藤原伊勢雄により創建され、寛弘元年(1004)に菅原道真公を相殿に祀ったことから菅田天神社といわれるようになり、以来甲斐源氏の鎮守としてあがめられてきたという事です。ここは、国宝に指定されている[楯無]という鎧が保存されていることで有名で、楯無の鎧は源頼義から新羅三郎義光に伝えられ、その後甲斐源氏の宗家である武田家に代々伝わってきたといいます。
(石工・山崎 望月 實三 昭和11年6月建立)
表参道入り口の台輪鳥居と社号標
表参道の両部鳥居
朱の灯篭と神門
大きな拝殿
この望月實三さんという石工さんの狛犬はあちこちで見かけましたが此処の狛犬が一番厳めしく恐そうに造ってあります。
殆ど見えない本殿
ここの神楽殿はまだ現役で
いい造りをしていました。
摂社・祖霊社
勢いがあり枝ぶりの見事な御神木
摂社三社
裏参道の台輪鳥居
裏参道入り口の両部鳥居