甲府市中道町白井(平成17年5月29日)
この神社は中央自動車道が境川に架かった境川橋の西300m辺りに鎮座しています。この表門神社は、村を守る鎮守様として古くから地元の人たちに守られてきましたが、本殿の建っている裏山が実は円墳で、八乙女古墳群の中の表門神社古墳という名称の、往古の一大権力者の墳墓だったのです。由緒が無いのでよくは分かりませんが、鳥居の扁額にも『八乙女宮』とあり、「変だな〜明治期にでも改称したのかな。それとも合祀かな〜」と思っていましたが、八乙女古墳の上に神社があったので、こういう名前が付いていたのでしょう。
神社入り口の社号標
鳥居の脇に歌碑があり
古き塚 うしろにおきて 表門さん
と書かれています。
(昭和57年12月吉日建立)
鳥居の『八乙女宮』の扁額
拝殿
昭和末期の狛犬ですが、此処のは目が柔らかくおとなしい感じがします。
恐れ多くも、古墳=本殿への階段
改修したての本殿
金碧神の文字碑