甲府市宮原町(平成17年6月4日)
この神社は甲府市の南のはずれに近く、県道29号線・宮原の交差点西側に鎮座しています。この宮原町の辺りは平安時代末から中世にかけて鎌田荘に属し、宮原の地名の由来ともなった宇波刀神社は、11世紀末に新羅三郎義光が建立したと伝えられますが、古くは鎌田八幡宮、宮原八幡宮とも呼ばれ、鎌田十二ヵ村の総鎮守でした。神社に伝わる神像八体は平安から室町時代の物で、いずれも市の文化財に指定されています。その他天文の頃、2つの獅子頭が天空から二日市場の芝宮神社に降ってきて、それを武田信玄が開運の獅子だといって宇波刀神社に奉納した、という逸話も残っているそうです。
神社入り口
隋神門
立派な拝殿
早朝なのにもうこんな
お供え物が置いて有りました。
改修工事の跡もまだ新しい優雅な本殿
境内の様子
境内社の石の祠も立派です