三社神社

甲斐市竜王町竜王(平成17年6月5日)

 この神社は竜王地区の釜無川・信玄堤のすぐ傍に鎮座しています。ここは室町時代中期の鳥居と毎年4月15日に行われる『おみゆきさん』という天長2年(825年)、時の国司が勅使を迎え、甲斐一の宮(浅間神社)から、二の宮(美和神社)、三の宮(玉諸神社)を経て甲斐市竜王町三社明神までの片道24キロを水防祈願の為、御幸 を行った事に始まった歴史ある祭りで有名です。一ノ宮の祭神「木花開耶姫神」が女性であるため、御輿の担ぎ手は紅おしろいに赤い長襦袢、たすき掛けに白い足袋という女性の格好をし、「ソコダイ、ソコダイ」とかけ声をかけながら長い道のりを威勢良く練り歩くそうです。

佐賀の肥前鳥居と
共通の感じがする骨太の鳥居

拝殿

本殿

末社

妻から神社を見守っている邪鬼