替影神社

甲斐市二葉町宇津谷上郷(平成17年6月5日)

この神社は中央本線・塩崎駅の北西約1.5kmの、中央本線と六反川に挟まれた宇津谷上郷地区に鎮座しています。周りは田圃で、この神社のある一画だけが古墳のように小高くなっていました。そして雑木林の中には石垣が積まれ、元々はそこが境内だったのでしょうが、今は木や草に覆われ、何処がなにやらさっぱり分かりません。かろうじて石段らしきものがあったので中に足を踏み入れようとしたのですが、私は足を踏み外し足首を捻挫し、あえなく断念。夫が一人で果敢に挑戦し、写真を撮ってきました。参道も何も無く全て藪漕ぎで、若い頃の沢登りを思い出したようでした。社殿そのものはとても精巧に作られた石の社殿だそうで、どうしてこんなになるまで人々から忘れ去られたのか理解できない、といっていました。二人にとってこの神社も、忘れられない神社の一つとなりそうです。

この石垣の上が境内です

この石段が参道入り口だったようです

笹を掻き分け、木の枝に引っかかりながらの、
薮漕ぎの連続です

やっと社殿の影らしき物が
見えてきました

社殿正面、此処までがやっとです

裏から見えた社殿の様子