神部(かんべ)神社

北杜市須玉町小尾3805(平成17年7月18日)

【狛犬情報:naitoさんより】
 「山梨県北杜市(旧北巨摩郡)の神社を昨年より訪問しています。既に100社以上です。そのうち変わった狛犬をお送り致します。」と嬉しいお便りと狛犬の写真を戴きました。
 
 この神社は須玉町の中心部から北東へ約10Km、塩川ダムを越えると道路の左手に鎮座しています。
 式内社で旧小尾の総鎮守です。文武天皇の御代、大宝元年(701)の創建で、江戸時代までは「蔵王権現」、又は「神門社」と呼ばれていました。「神部」という社名は崇神天皇の御代に神戸があった事に由来するようです。御祭神は天手力男命、譽田別命、廣國押建金日命、諏訪大神の四柱です。(平成祭データより)
 この様な拝殿内にいるはじめタイプの狛犬は飛騨地方で沢山見てきましたが、ここ山梨の須玉町あたりにもいたのですね〜。三珠町の熊野神社(応永12年(1405))の物よりもかえって素朴な感じがしますね。暖かみのある優しい狛犬です。

   

(享保10年(1726)建立)