富士吉田市下吉田(平成15年8月19日)
正面の明神鳥居
拝殿
本殿
この神社は北口本宮冨士浅間神社摂社にあたり、古には渡辺大明神社と呼ばれていたようです。本殿が昭和55年9月5日に落成し、例大祭もこの日にあわせて行われるようになリました。
また、この神社のことを調べていたら面白いことが分かりました。富士吉田市には渡辺姓が2千戸以上、下吉田では実に35%が渡辺姓というのです。これは
一家(イッケ)・一家衆(イッケシ)という、分かりやすく云うと本家分家の繋がりのようなものだそうですが、こういう血縁関係とは別に、色々な地域から移り住んできた人に名字を与え、これを積極的に取り込んできたのが渡辺大明神社と渡辺イッケシで、その結果が今日のこの状況を生んだんだそうです。地方を訪れると
非常に同姓の方が多い地域がありますが、こんな理由も一因にあったのでしょうか?