土師八幡宮

山口市吉敷2527(平成20年8月1日)

東経131度26分43.67秒、北緯34度10分1.02秒に鎮座。

この神社は、湯田温泉の北西1km程の辺り、市街地もそそろ終わり、まもなく湯田カントリー倶楽部になろうか、といった辺りに鎮座しております。

祭神は天穂日命、応神天皇、乃見宿祢、菅原道真、息長帯姫命、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命で古くは土師宮(はじのみや)といい天穂日命、乃見宿祢、菅原道真の三神のみであったが慶長年間に福原広俊がこの地の領主になり、元和七年(1621、一説に元和二年ともいう)安芸国高田郡福原村にあった内部八幡宮を移して合祀し、社号を土師八幡宮と改めて氏神とした。
 私見。土師(はじ)という社命から考えると、この八幡宮は古い時代にこの附近に住んでいた「土師部」が、その氏神として祀ったものであろう。土師部とは土器をつくる職人のことで、これがのちには性となり地名になったものである。この附近ではごく最近まで陶業が行われていて附近の山麓には陶土があって土師部が住んでいたものであろう。
境内由緒書より。原文はこちら。

参道入り口

参道

拝殿正面

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文化5年(1808)8月建立)

拝殿と本殿

宇賀神社

大宮権現社