赤田神社

山口市吉敷780(平成20年8月1日)

東経131度25分57.28秒、北緯34度10分34.58秒に鎮座。

この神社は、湯田温泉の北西3km程の辺り、435号を吉敷川沿いに2km程北上すると、右手の国道沿いに鎮座しております。

周防四宮赤田神社
御祭神:大己貴命(大国主命)・少彦名命・猿田彦大神・柿本人麻呂
祭日
祈年祭(春祭り)四月九日
例祭 (秋祭り)十月第三日曜日
新嘗祭     十一月下旬
由緒
 当社は、今から約一九〇〇年前、成務天皇九月九日(139)に、出雲国杵築の大社(現在の島根県の出雲大社)から大己貴命の御分霊をお迎えして、ここから約三キロメートル南方の吉敷中村の地にお祀りしたのが始まりといわれています。
 その後、養老元年(717)に神様のお告げによりこの地にお遷しし、爾来約一三〇〇年間、吉敷地区の中尾、赤田、佐畑、中村、木崎の里の氏神様として厚く信仰されてきました。
 また、防府の玉祖神社(一の宮)、徳地の出雲神社(二の宮)、宮野の仁壁神社(三の宮)、大歳の朝田神社(五の宮)と共に周防五社の一つに数えられ、その第四番目に当たることから「四の宮さま」の呼称で地区民をはじめ近郷の人々に親しまれてきました。
 現在の社殿は、江戸時代後期の建立で、拝殿の天井には内藤鳳岳画伯作の竜が描かれています。また、社殿の彫刻は、吉敷出身の内海忠勝元内務大臣の実兄吉田岩亀翁の作といわれています。この作者二人は共に吉敷に大変かかわりが深く、私たち吉敷地区民のすばらしい財産でもあります。
境内由緒書より。

参道入り口。近くのバス停は「四ノ宮前」となっています。

二の鳥居。右手は吉敷川。

参道正面に拝殿が見えて来ます。右手は恵比須神社。

拝殿

石段上左右の狛犬。拡大写真はこちら。

文化年間建立

社殿全体

内藤鳳岳画伯作の竜

本殿

吉敷川の流れと禊場

恵比須神社由緒
 当社は、昔摂津国西宮の西宮神社の御分霊を、ここより約三キロメートル南西方の木崎の地に勧請し、お祀りしたことに始まると伝えられています。その後、明治四二年に、現今の赤田神社境内に遷されましたが、このとき、近隣の幾つかの神社も一緒に移され、この社殿に祀られました。
 えびす神は、開運招福、商売繁盛の願いを司り、人々に福をもたらす神とされ、特に商工業、農林水産業といった経済・生産活動の守護神として厚く信仰されています。・・・・
境内由緒書より。全文はこちら。