中津瀬神社

宇部市新天町2-2-19(平成20年7月29日)

東経131度15分5.14秒、北緯33度56分43.16秒に鎮座。

この神社は、JR宇部線・琴芝駅の南西500m程の辺り、商店街の中に鎮座しております。

主祭神:綿津見神・瀬織津姫神・倉稲魂神
配祀神:市杵島姫神・田心姫神・淵津姫神・八王子神・赤崎大明神・金刀比羅神

 その昔宇部村は、度重なる二河川(塩田・真締)の合流域(樋之口)の氾濫により農作物等の水害被災による村民の生活は困窮。時の宇部村給領主毛利家家老福原房純公は普請奉行に村上清右衛門純明をして一大河川土木工事を施行、現在の新川を開鑿疎通し宇部村の面目を一新した。
 三年後の享和元年(一八〇一)に、「土堤堅めの守護神」として、新川の左岸、白砂青松の地に当社を建立する。天保十一年(一八四〇)、藩命により、当地(琴芝台地)に祀ってあった八王子・稲成・赤崎の三神を奉齋する。・・・・
境内由緒書より抜粋。

通称「すいじんさま」とよばれているようです。多分、普請奉行の村上清右衛門純明を祀った神社であったと思われます。現在の御祭神は明治の時、明治政府により、差し替えられたのではないでしょうか。

神社入り口

神社前の商店街

二の鳥居と社額

拝殿

狛犬のルーツはオリエントのライオンだと云われているが、これは先祖帰りしたのだろうか。阿吽があり、阿は狛犬のように玉を含んでいます。

拝殿内部

拝殿内にお住まいの黒い神殿狛犬

本殿

庚申社と産霊社

恵比寿大黒社と龍神社

福稲成神社