厳島神社

下関市上新地1-1-11(平成20年7月30日)

東経130度55分26.16秒、北緯33度57分13.42秒に鎮座。

この神社は、191号線を下関から北上して行くと、程なく厳島神社前という交差点に出ます。その右手高台に鎮座しております。御祭神は、平家一門が安芸の厳島神社の分霊を、守護神として船中に祀っていたものです。それが壇之浦の合戦の後、磯辺に漂着していたようです。それを地元民が神のお告げにより発見し、文治元年(1185)に社殿を建立して祀ったのが始まりと伝えられています。

平家一門は神にも見放されたようです。

又、高杉晋作が白石正一郎と共に、厳島神社 神前において奇兵隊の結成と必勝祈願を行い、その後、高杉晋作が勝利の御礼として、小倉城の大太鼓を奉納したと伝えられています。境内由緒書はこちら。

道路を挟んで反対側に建つ一の鳥居。何と!鳥居の島木がビルに食い込んでいます。

神社入り口

参道

吽は青い目をした不思議な狛犬です。拡大写真はこちら。

(寛政8年(1796)9月吉日建立)

首の長〜い、結構ユニークな狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和26年(1951)12月建立)

「講和記念」と台座に彫ってあります。この年の九月八日米国サンフランシスコにおいて締結された、サンフランシスコ講和条約。これにより我日本が主権を回復したことを記念し奉納したようです。

拝殿

本殿。前の空き地は幣殿建設予定地。

高杉晋作が奉納した太鼓。

境内の末社と御神木