生野神社

下関市幡生宮の下町16-18(平成20年7月30日)

東経130度56分3.51秒、北緯33度58分45.94秒に鎮座。

この神社は、JR幡生駅の東北東500m程の辺りに鎮座しております。地図を見ると、生野町は東隣です。由緒書に「昭和二十年旧生野村名並に往時の生野村総社の存命を以って幡生八幡宮を生野神社に改名する。」とあります。しかし幡生八幡宮の方が自然なような気がします。

御祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・宗像三女神(多紀理比売命・多岐都比売命・寸嶋比売命)彌都波能売神
由緒
第五十六代清和天皇、貞観二年(860)九月の創祀、当時京都大安寺の僧行教、天皇の勅命を受け、九州宇佐八幡宮に趣き、八幡宮の御分神を奉戴して、京都男山(今の石清水八幡宮)に皈る途中、当地が清地であり又、神功皇后ゆかりの地であることから、ここに仮泊し、御分神を奉祀したと伝えられる。又、古来武将の崇敬も篤く文禄元年豊臣秀吉、朝鮮の役に出陣の際、松の木を八本手植し、戦勝を祈願したと云う(落雷の為、大正六年県知事認可の上、処分、拝殿正面の奉納額、松皮はその一部である)。昔はこの附近数ヶ村の総氏神として、地方人の崇敬は篤かった。響灘に浮かぶ六連島も古くはこの神社の氏子であったが海上遠い為、昭和四年二月、この神社より御分神を勧請して六連島八幡宮を建立した。
境内由緒書より抜粋。全文はこちら。

神社入り口

一の鳥居と「八幡宮」の額

石段

石段上左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(天保6年(1835)4月吉日建立)

拝殿

拝殿内部と奉納狛犬の額。住吉神社の狛犬を描いたのでしょうか。

拝殿前の狛犬。結構高い所に居るうえに、上を向いています。拡大写真はこちら。

(天保6年(1835)10月吉日建立)

本殿

境内の人丸神社入り口

人丸神社参道の狛犬。拡大写真はこちら。

(万延元年(1860)8月吉日建立)

人丸神社

人丸神社を守る東大寺型狛犬

白瀧稲荷大明神

境内の祠

この神社は前方後円墳の上に鎮座しているようです。宮山古墳の説明はこちら。

石室