阿川八幡宮

下関市豊北町大字阿川3713 (令和元年7月23日)

東経130度55分42.85秒、北緯34度20分14.98秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・阿川駅から北に400m程の辺り、191号線沿いに鎮座しております。

御祭神:仲哀天皇・応神天皇・神功皇后
創立:弘長年中(鎌倉時代)と伝う。
沿革
此の村は中世から海上交通・産業安定の地として知られ、村の開発とともに沖田の現在地に八幡宮が勧請された。領主は鎌倉末期から阿川氏三家が代々あり、のちに大内氏・毛利氏の崇敬があった。社家には伊藤家(旧姓今川)と静間家があり名夫による宮座があった。宮座は7人衆・12人衆と呼ばれ、御神事に供奉し、正月には歩射を勤めた。のちには警護と称し、土井の衆が神饌の調理や神役を勤めた。神輿は古くから浦の衆が舁いだ。現在の祭組に花前がある。
修造
弘長と応永の年に社殿再建の棟札があったと伝えられ、のちに慶長18年に毛利元鎮・元包(のちの吉敷毛利)が再建し、万治2年に毛利就方、寛保2年に毛利広規、弘仁2年に毛利親倫(いづれも阿川毛利)が重修した。また明治17年に現拝殿を再建した。
境内由緒書き より。

参道入口

神橋と鳥居

拝殿

残念!阿の上顎が欠けています。大きな目、ソフトクリームのような渦巻く鬣等、下関では初めて見たような狛犬です。吽も右前足を僅かに浮かし何か小さな物を押さえています。普通は子狛とか玉ですが、何れにせよとても個性的な狛犬です。拡大写真はこちら。

(文化10年(1813)癸酉9月吉日建立)

本殿


赤崎社

赤崎社前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文久2年(1862)壬戌9月吉日建立)

招魂社

八栄社


裏参道入口

イヌマキ巨樹群