龍王神社

下関市吉見下1726 (令和元年7月22日)

東経130度54分51.33秒、北緯34度04分13.09秒に鎮座。

この神社は、JR山陰本線・吉見駅の東北東1km程の辺り、吉見下の街外れに鎮座しております。

御祭神 玉依姫命・天津児屋根命・大綿津見神・住吉荒魂大神・息長足姫命・誉田和氣命

由緒
故郷社乳母屋神社に故村社大綿津見神社を大正6年(1917)5月合祀して龍王神社と改稱した。又尾崎八幡宮・河内神社・貴船神社・稲荷神社を境内に移転合祀して境内神社とした。乳母屋神社は第8代孝元天皇の御代に御鎮座され、第27代安閑天皇32年現在地に社殿を建立し、第43代元明天皇の御代社殿を再建され長、門国第三鎮守の社とも云われた由緒の社で、主祭神の玉依姫命は綿津見神の御子神にて、姉神豊玉姫の御子を乳母神としてお乳を授け育てられた御神徳に依り、乳母屋の社名となり産後の乳不足の婦人が乳授安産育児の神様と崇拝され参拝が多い。
故大綿津見神社は古くは龍王社と稱えられた。景行天皇20年2月初申、龍王山千母乎獄に御鎮座され海神大綿津見神を上中下三宮に祀った。神功皇后征韓の時此の御山に登り給いて大神に祈り給い、山内屏風谷の大楠樹をもって軍船造られ、山の峠を越して船出し給う故其の峠を船越と名づく。凱旋され給う時皇久保濱(今の古宿の浜)に御上陸。船具陣具を置かせ給い兵器は岩窟に納め綿津見神に謝せられと傳えられる。現在本社の別宮として山頂に上宮、中腹に中宮の社殿を鎮祀す。八大竜大神海上安全雨乞の神として宗拝され四季を通じ登拝者多い。
境内由緒書き より。

参道入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治38年(1905)12月建立)

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治元年(1868)戊辰9月吉日建立)

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(嘉永6年(1853)癸丑3月吉日建立)

二の鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(文久4年(1864)甲子3月吉日建立)

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(天保7年(1836)丙申4月吉日建立)

参道左右の狛犬

(平成元年(1989)11月吉日建立)

神門

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬

(昭和41年(1966)丙午10月吉日建立)

本殿


尾崎神社

河内神社

貴船神社

稲荷神社