烏帽子岩神社

山陽小野田市西高泊867(平成20年7月29日)

東経131度10分12.32秒、北緯34度0分18.48秒に鎮座。

この神社は、JR小野田線・小野田駅から南西2.5km程の辺りに鎮座しております。入り口右側は烏帽子岩自治会館となっており、境内は手入れが行き届いています。今も地域のより所となる、篤い信仰に護られているようです。

御祭神:應神天皇・神功皇后
 傅えて云う、神功皇后三韓御親征の時、海上風波高く龍船を高泊湾に繋泊して風の鎮まるを待ち給へるに明旦に及ぶも風波ますます烈しいので御親ら巌上に立ち天神地祗を拝して風鎮の祈願をなし給ひ了りて玉冠を海浜の大石に掛け給うた。
 よって地名を烏帽子岩と呼ぶ。里人聖跡を敬慕し祀を此処に建てて神功皇后社と敬称し後、烏帽子岩八幡宮と称へ昭和十九年烏帽子岩神社と改称し同年四月十八日村社に列格す。
寛文年間より毎年本藩毛利家より社領米八斗宛献納あり。境内社に深江明神社(社領米五升)あり。
 又烏帽子岩掛石御釜石も尚附近の馬の川明神、手洗池明神と称すものあり。
神社名鑑より

神社入り口

烏帽子岩と二の鳥居。神功皇后烏帽子岩と書いてあります。

石段と境内

拝殿

小ぶりで可愛い狛犬です。拡大写真はこちら。

(天保6年(1835)6月建立)

境内の御神木