飯山八幡宮

長門市東深川1833(平成20年7月30日)

東経131度11分18.05秒、北緯34度21分46.65秒に鎮座。

この神社は、山陰本線長門市駅の北1km程の辺り、深川小学校と深川中学校の間の道を東へ向って行くと、正面に鎮座しております。

飯山八幡宮御由緒
御祭神三座:應神天皇・仲哀天皇・神功皇后
相殿:三女神・仁徳天皇
縁起に云ふ 四十九代光仁天皇の宝亀三年三月十四日、此の地方の懸主上田宿祢宇津見と云う者神告に因って、宇佐八幡宮の威霊を深川西池に鎮斎して薦池八幡宮と称し自ら神主となり神事を斎行したのが當宮の創建である。
 後五十一代平城天皇の大同二年八月勅命に依って現在の飯山に移し奉り深川仙崎の総氏神として郷土民心の帰趨するところとなり、興亡茲に一千二百年、神光華明普く蒙らざるなく、八十六代四條天皇の暦仁元年八月十七日暴風のために神宇倒潰。即ち勅宣を蒙って之を再建し、仁治二年八月十四日新廟を祭ると云ふ。・・・略
尚、當宮蔵に大般若波羅蜜多写経がある。大願主安楽寺行和泉ほか八名が永徳元年四月二十六日から應永十四年三月六日まで、九ヶ年かかって書き写したものである。・・・
境内由緒書より。全文はこちら。

大般若波羅蜜多写経は市指定文化財になっているようです。幕末から明治に掛けて多くの経巻が仏像と一緒に焼き捨てられたのですが、幸運にも焼却を免れたのでしょうか。勿論この八幡宮でも八幡大菩薩の前で、僧侶による読経が行われていた筈です。

神社入り口

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。ここは長門市ですが、狛犬は萩タイプです。拡大写真はこちら。

(文化7年(1810)建立)

拝殿と本殿

境内の末社

御神木