日吉神社

長門市油谷向津具上2248 (令和元年7月23日)

東経130度59分35.22秒、北緯34度25分16.99秒に鎮座。

この神社は、油谷湾の北側、向津具半島の中程向津具上の街外れに鎮座しております。

御祭神 大山咋大神・國狭槌尊・訶志古泥尊・伊弉冊尊・天忍穂耳尊・邇々芸尊・大穴牟遅尊

由緒
社伝によると、奈良時代聖武天皇の御代天平年中(729〜749)に、地主神を祀る大濟という氏神社があった。その後延暦年中(718〜806)に、近江国の日枝山(現大津市の日吉大社)より大山咋大神を勧請して大濟神社に奉斎し、社名を山王権現と改めた。
明応8年(1499)の神領証文によると、社領高31石であった。
後、元文2年(1737)の宗源宣旨によると、正一位の神階を授けられ、正一位山王権現という称号を与えられた。
明治2年(1869)に現社名の日吉神社となった。昭和10年代の後半まで、楽踊の奉納があり、防長風土注進案によると、幟持4人、鉄砲打1人、笛吹2人、杖遣い2人、団扇遣い2人、胴取2人、鉦打8人の編成であった。
日枝山からの勧請に因み、伝教大師木像が今に伝存している。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

鳥居

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(元治元年(1864)甲子9月吉日建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文政13年(1830)庚寅9月吉日建立)

拝殿内部

拝殿内の猿

本殿


末社