津山神社

防府市台道(平成20年8月1日)

東経131度28分31.44秒、北緯34度3分53.19秒に鎮座。

この神社は、防府市の西外れ、山口市に跨る長沢池の南東側より200m程南東の小高い岡の上に鎮座しております。慶安4年(1651)現在の山口市鋳銭司、名田島と防府市台道の灌漑用溜池として築いた長州藩最初の人造池である長沢池。その長沢池を築いたのが、小郡宰判の代官「東条九郎右衛門」。その東条九郎右衛門を御祭神として祀っているのが、ここ津山神社です。

宰判「さいばん」は長州藩独特の行政区分で、今でいう郡にあたります。長州藩は18の宰判に分けられ、それぞれに勘場(かんば)と呼ばれた役所が置かれていました。防府歴史館より。

神社入り口

社号標

参道

社殿

神社の多くは明治政府のごり押しで祀られた、御祭神が多いのですが、此処の農民達は差し替えを許さなかったのでしょうか。