防府市車塚町5-38(平成20年8月2日)
東経131度34分32.13秒、北緯34度2分55.41秒に鎮座。
この神社は、防府駅の東南東300m程の辺り、防府の市街地に鎮座しております。駅に近い為か、境内は月極駐車場になっています。しかし早朝にもかかわらず熱心に手を合わせている方が居ました。氏子の篤い尊崇を集めているようです。
当社は推古天皇二十四年(625)の創建と伝えられ藩主毛利元就公も篤く崇敬され永禄四年(1561)三月五日の大祭に神社料を奉納するとの書状を納めておられる由緒ある神社であります。・・・・
車塚妙見社とも書かれています。明治以前は妙見大菩薩を祀った妙見社で恐らく寺院であったでしょう。千葉氏や相馬氏と並んで妙見信仰の篤かった大内氏の時代、妙見社は中国地方各地にあったと思われます。
神社入り口
一の鳥居前の萩狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和13年(1938)7月建立)
参道
拝殿
防府駅前のホテルに泊まり、参拝は朝飯前の六時頃、既に熱心に祝詞をあげている方が居ました。
拝殿入り口を護る狛犬。拡大写真はこちら。
(天保13年(1842)9月吉日建立)
挙鼻の狛犬
本殿
与三郎稲荷社
車塚妙見神社は昔より相撲の盛んな社で祭日には明治前より県内一円の力自慢若衆組(部落青年)が集まり相撲と力石を肩まで上げるのを競い体位向上につとめました。
駐車場に立つ鳥居。拝殿の正面です。嘗てはこちらが参道だったのでしょうか。