浅江神社

光市浅江1-8-1 (平成27年7月25日)

東経131度55分49.50秒、北緯33度58分10.92秒に鎮座。

この神社は、山陽本線・光駅の東1.2km程の辺り、島田川の河口近くの東側にある小さな岡の上に鎮座しております。

御祭神 別雷公命・玉依姫命・神日本磐余彦尊・應神天皇・神功皇后・三女神・大山咋命

御由緒 山王八幡宮は大宝三年豊後の国宇佐宮より勧請す。賀茂社は中世からの古社で山城の国より勧請す。

山王八幡宮と賀茂社を合祀した為、地名をとり「浅江神社」としたようです。境内由緒書きはこちら。

参道入口

参道

境内入口

保存状態も極めて良好、端正な浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(天明8年(1788)戊申建立)

拝殿

 幸運にも私たちの参拝時に社務所の片付けをしていらした宮司さんに、『未だ新しく立派な拝殿の建て替えについてや、裏参道に何故大木が無くなってしまったのか』等の、お話をお聞きする事が出来ました。ありがとうございました。
 以下は宮司さんの説明から、
 「この神社は平成3年の台風17号により大きな被害を受けました。表参道の階段を駆け上がる強風が境内の裏まで抜け、社殿や鎮守の杜に大きな被害をもたらしました。その被害のために、社殿を立替えることになりました。また、被害を受けた鎮守の杜を、新しいしゃくなげ苑として平成4年に整備した次第です。
 社殿の被害は、終戦の8月14日の近くにあった海軍工廠の爆風も影響したとも言われていますが、本当かどうかは確認しようがありません。」
 確かに私たちが登ってきた神社の北側にはシャクナゲが植えられ、大木がありません。以前は写真左側に見られるような大木が数本存在していたのだそうですが、なぎ倒されてしまったようです。自然災害とはいえ、豊かな鎮守の杜が壊されるのはとても寂しく残念ですね。

昭和生まれながら堂々とした出雲型狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和40年(1965)10月建立)

神額

拝殿内部

本殿


石祠

ひかり名木百選ヤマモモ