春日神社

萩市堀内285(平成20年7月31日)

東経131度23分30.49秒、北緯34度24分26.46秒に鎮座。

この神社は、旧萩城内三の郭内、鳥居前は旧外堀(現在新堀川)と言う場所に鎮座しております。元萩城内ですから住宅は無く、緑も豊かで、とても静かな神社です。

祭神:天児屋根命・武甕槌命・姫大神(比売神)・経津主命・磐筒之男命
由緒:当春日神社は、奈良市の春日大社の御分霊を千百七十余年前の大同二年、萩椿郷在住の国守某が萩の地にお移し申し、始め沖原に、後土原、江向に移し奉りました。毛利輝元公が萩を居城とせられるに及び防長二州の祈願所と定め、慶長十三年三月、社殿を堀内の現在地に建立され、江向の地より御遷座の上、萩総鎮守として崇敬し、社領を寄進せられました。
 安永二年正月三日、萩城内の大火により社殿が炎上し、翌年十月、藩主重就公が再建せられたのが現在の建物です。・・・・
境内由緒書より。全文はこちら。

神社入り口と社号標

神門

拝殿

台座に春日神社のお使い鹿が彫られています。多分壊れた先代さんの後に昭和岡崎を乗せ替えたと思われます。

参道狛犬の豪華な造りに比べると素朴な感じ、やや意外。拡大写真はこちら。

本殿

阿武神社入り口

明治四十三年神社整理の際、春日神社氏子区域内の摂・末神社の内数社を合祀し阿武神社としたようです。

拝殿

この地に合祀した時奉納された狛犬。しっかり萩タイプです。拡大写真はこちら。

(明治43年(1910)3月建立)

稲荷神社も合祀されたようです。狐さんもしっかり萩タイプ。阿は玉をくわえ、吽は小さな玉を押さえています。拡大写真はこちら。

(文政7年(1824)甲申4月3日建立)

末社 ??
神厩舎 神輿倉

境内の蘇鉄