米沢市丸の内1(平成17年10月8日)
この神社は米沢駅からまっすぐ西に2km、旧米沢城址(松岬公園)に鎮座しています。お濠を渡って真っ直ぐ伸びる参道脇には「龍」と「毘」の幟がたててありました。流石米沢一の観光名所、人波が絶えることがありません。ここ上杉神社は、戦国時代の名将で、米沢藩の藩祖として崇敬されている上杉謙信公を御祭神としています。 上杉謙信公は大正6年(1578)3月13日、越後春日山城で逝去。遺骸は甲冑を着け、かめに納めて密封され場内不識庵に納められました。しかし、関ヶ原の戦いの後、謙信公の甥二代目景勝は米沢に移封され、不識庵も米沢城内に移し、廟堂に安置されました。その後、明治になり仏式から神式に改められ、謙信公、鷹山公二柱を祀り上杉神社と称し、明治9年5月21日現在の場所(旧米沢城奥御殿跡)に社殿が建てられました。明治35年4月26日には謙信公一柱とし、鷹山公は二の丸世子御殿跡に、摂社松岬神社として別に祭祀しました。
(大正12年4月建立)
城内への広い参道
境内への一の鳥居
社号標
境内の二の鳥居
手水舎
ここは虎口からお水が出ています
神門前の招魂社系狛犬。ここのは余り威張った感じがせず、何処か剽軽で好感が持てます。こんなに首を伸ばして何を見ているのでしょう?中国の少数民族・首長族を彷彿とさせます。
内側
斜め前から
内側から
神門と透かし塀
拝殿
本殿
祭器庫?
ご神木
青銅製の灯籠
灯籠には狛犬達が追いかけっこをして遊んでいました
福徳稲荷大明神入り口
福徳稲荷大明神社殿
福徳稲荷大明神のお狐様。顎から耳にかけてのお髭に威厳が溢れています
福徳稲荷大明神奥宮
奥宮内の先代お狐様、優しいお顔をしています
境内社・弁天宮
弁天宮内の一体だけのお狐様
米沢城のお濠。遠くに神社入り口