春日神社

米沢市丸の内1(平成17年10月8日)

この神社は米沢駅からまっすぐ西に2km、旧米沢城址(松岬公園)内、上杉神社の左奥に鎮座しています。案内によると、平安時代、越後の国司として派遣された藤原遠成が上越春日山頂に奈良春日大社を分霊し、領内の平和を祈りました。上杉家は代々春日社を守り神として敬い、藩主の移封とともに春日神社もそれぞれの地に遷座してきました。明治5年に現在地に移りましたが大正8年の米沢大火で類焼、松岬神社に合祀されましたが、昭和56年又この地に再建されました。御祭神は武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神です。上杉神社の左奥で、目立たない場所に鎮座しているので、ここを訪れる人は殆ど見かけませんでした。が、城跡内の緑多き地で静かな気持ちの休まる神社でした。

社号標

境内入り口

境内の様子

社殿