米沢市万世町刈安(平成17年10月8日)
この神社は福島市から米沢市に向かう国道13号線の刈安バス停近くに鎮座しています。国道から神社の入り口が見えますが、社殿・境内は小高い丘の上にあり階段を203段も登らされました。ここは朝一番に参拝した神社だったので、寝ぼけた身体には酷な神社です。でも青息吐息で境内にたどり着くと安永生まれの猿のような狛犬が居て、寝ぼけ気分も吹っ飛び、いそいそと写真撮影に入りました。ここの社殿裏には大きな岩があり、社殿内を覗くと奥の一画が切り取られ、そこから岩の一部が覘いています。きっと古代からこの大岩がご神体の神社だったのでしょう。
(安永5年(1776)2月17日建立)
神社遠景
神社入り口
入り口の鳥居
湯殿山文字碑
階段の参道
参道途中の小さな祠
まだ階段は続きます
やっと境内にたどり着きました。
おやっ、何か居そうです。
何とも古びた狛犬です。お腹の下の刳りぬきがありません。阿の片手が上がっていますが欠けてしまってどうなっていたか皆目見当が付きません。「オランウータンみたいだね〜」と言いつつ後ろに回ると、あらっ、尻尾はまるでお猿のようです。古峯神社の神使いがお猿、という話は聞いていませんから「きっとここの石工さんは動物と言えばお猿さんしか見たことがなかったんじゃあないの?」と評議一決。しかし・・・この子はいったい何者でしょう?
正面斜め
前方から
前方から
社殿側から
後ろから
社殿
社殿内の様子
社殿裏の大岩
周囲の様子
出羽三山文字碑
古峰神社碑