八坂神社

山形市門伝3093(平成20年5月5日)

東経140度16分18.18秒、北緯38度14分8.38秒に鎮座。

 この神社は山形市街地の西、山よりに鎮座しています。境内は広く明るく伸びやかな感じで、社殿は低い石垣上に建立されていて、参道脇には沢山の石碑が奉納されていました。

 御祭神:牛頭天王、素盞嗚命、伊弉諾尊、伊弉冉尊
 例祭日:4月29日
 由緒:縁起書によれば、長和2年(1013)5月に創建され、牛頭天王を祀り、当時富神山の麓、字切神にあり門伝村の神として鎮座し、七ッ松地福寺の管内にあったと伝えられています。以来当地方きっての由緒ある社でしたが、慶長5年(1600)の役にて一村全て焼失の憂き目にあい、全村民が大字門伝地内に移転し、同時にこの社も当所に遷座されました。
 明治時代初めには素盞嗚命を併せて祀りました。
 近年、幾多の遍歴があり社殿が荒廃していましたが、昭和57年、山形市役所新庁舎建設に伴い、湯殿山神社の拝殿を譲り受け、また用地拡張の協力も得、社務所兼公民館を新設、旧社殿は宝物館とし、また、境内北端に祀られていた熊野神社を本殿に合祭しました。
(境内記念碑より)

神社入口
社号標「邨社 八坂神社」 湯殿山碑
辯才天、庚申供養塔 十八夜、十八夜・廿三夜供養塔
湯殿山碑 庚申供養塔等
大正13年生まれの出雲丹後狛犬
阿は子狛を連れており、剥落が見られます。
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正13年(1924)1月建立)
拝殿
拝殿内の様子

本殿
境内社 境内の様子