八幡神社

山形市下椹沢榎木75(平成20年5月5日)

東経140度17分10.4秒、北緯38度15分57.35秒に鎮座。

 この神社は下椹沢地区の須川支流右岸に鎮座しています。入口には注連柱が建ち、社号標の代わりに「日露戦捷紀念碑」が建っています。参道脇には今を盛りと牡丹の花が咲き誇り、境内正面に建つ赤い屋根の拝殿内には未だ彩色が綺麗に残る随神さんや獅子頭、神輿が置かれています。赤い壁・流造りの本殿脇には境内社稲荷神社が祀られ、石碑、仏像なども点在しています。清潔感のある清々しい感じの神社でした。

 御祭神:応神天皇(誉田別之尊)
 例祭日:歳旦祭・1月1日、ほずみ祭・1月15日、春期例祭・4月29日、 秋季例祭・8月15日
 境内社:稲荷神社
 由緒:創建は不詳ですが、人皇82代後鳥羽天皇の文治5年(1189)葛西壱岐守が奥羽鎮撫の功績によって椹沢楯を築城し、三男正法寺殿を楯主とし、楯の鬼門の守護神として建立したと伝えられています。享保12年(1727)氏子の手により再建されています。
 明治3年村社に列しました。

神社入口
入口脇に建つ「日露戦捷紀念碑」「湯殿山」
参道の靖国鳥居 境内の様子
明治39年生まれの狛犬
この狛犬も全体的な造りは出雲丹後ですが、結構平面的で惚けた感じの人面顔をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治39年(1906)3月建立)
拝殿
拝殿内にいらっしゃる随神さん
拝殿内に置かれた獅子頭
拝殿内に置かれたお神輿 流造りの本殿
境内社:稲荷神社 入口と社殿
末社 已待供養塔、奉待十八夜供養塔
竹駒宮、切石敷帰供養 大黒天、八聖山
狛犬に乗った仏様? 大日堂?
ご神木の大銀杏 境内に咲く牡丹