月山神社

山形市今塚堂の前293(平成20年5月5日)

東経140度19分31.25秒、北緯38度17分18.05秒に鎮座。

 この神社は羽前千歳駅の西北西約1.9kmに鎮座しています。入口から参道は住宅の脇を抜けるような感じですが、社殿は綺麗に整備されています。ご神木の大ケヤキは推定樹齢400年以上といわれ、下から樹上を仰ぎ見ると得も言われぬ威圧感と、悠久の時のゆったりとした流れを感じられるように思いました。

 御祭神:月読命
 例祭日:5月3日
 由緒:山形城主最上義光が、天正(1573〜1591)の始めの頃、家臣の丹野与惣右エ門を中野城の監視のためこの地に派遣し、その与惣右エ門が武運長久祈願のため万年堂を築いて祀ったのが創祀といわれています。
 明治以降改称されて月山神社となり、旧郷社に列しました。
 現在の社殿は、昭和50年の火災で焼失後、翌年に拝殿、本殿とも新築されたものです。

神社入口 
寛政12年(1800)建立の台輪鳥居
拝殿
寛政12年(1800)銘の灯籠
本殿
二十三夜供養塔、金毘羅山 蔵王山、金毘羅
湯殿山、十八夜供養塔 金毘羅大権現
市指定保存樹・推定樹齢400年以上の大ケヤキ 大ケヤキを下から見上げる
大ケヤキ根元の様子