水上八幡神社

鶴岡市水沢 (平成22年8月16日)

東経139度44分45.57秒、北緯38度41分54.73秒に鎮座。

この神社は、羽越本線・羽前水沢駅の南東1.5km程の辺り、大山川沿い西側に広がる水沢集落に鎮座しております。巨木に囲まれた境内の奥に重要文化財の渋い本殿がひっそりと建っております。Mapionの地図には書かれていないのですが、参道は東側にあったように記憶しております。

水上八幡神社畧記
祭神 闇龗神・事代主神・溝くい姫神・
合祀祭神 誉田別神・息長足姫神・比盗_
創立、安貞年中
旧社格、郷社 旧国宝・現重要文化財(国指定)
由緒
社伝に、本村西南にある宇幣山龍頭ケ池のほとりに、往古より鎮座せる籠大明神の御名水分神、即ち、水上宮を、延長年間(1060年前)、石山の大杉の許に遷し奉れるが、寛治年中(約900年前)、源義家が氏神の石清水八幡宮を勧請合祀し、新八幡宮と称奉る。安貞年中(約760年前)、武藤家の前の地頭、此の神楽館の地に奉遷し、社殿を造営し奉りて、水上正八幡宮と称奉り、武運並びに農耕の守護神として崇敬される。乾元年中(687年前)、武藤家三代盛氏、社殿を造営し、社領壱千五百束を寄進せらる。然るを社家、天正慶長の兵火に罹り、旧記宝物等、悉く消失せりという。
元和八年、酒井忠勝入国の後、累代祈願として社領三百五十束刈地を寄進し、社殿を修理せらる。
境内由緒書より。全文はこちら。

神社入口

入口に架かる神橋

社号標と鳥居

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。日露戦争に出征、無事還暦記念。

(昭和12年(1937)5月1日建立)

拝殿正面

木鼻の狛犬

本殿への石段

本殿


両皇太神宮

古峯神社

稲荷神社


参道と御神木