鶴岡市山王町 (平成22年8月17日)
東経139度50分18.48秒、北緯38度43分47.47秒に鎮座。
この神社は、羽越本線・鶴岡の南15km程の辺り、鶴岡の街中に鎮座しております。鶴岡市坂本の日枝神社を上山王とし、当社を下山王とし、上下で一組であるようです。
水上八幡神社畧記
祭神 闇龗神・事代主神・溝くい姫神・
合祀祭神 誉田別神・息長足姫神・比盗_
創立、安貞年中
旧社格、郷社 旧国宝・現重要文化財(国指定)
由緒
社伝に、本村西南にある宇幣山龍頭ケ池のほとりに、往古より鎮座せる籠大明神の御名水分神、即ち、水上宮を、延長年間(1060年前)、石山の大杉の許に遷し奉れるが、寛治年中(約900年前)、源義家が氏神の石清水八幡宮を勧請合祀し、新八幡宮と称奉る。安貞年中(約760年前)、武藤家の前の地頭、此の神楽館の地に奉遷し、社殿を造営し奉りて、水上正八幡宮と称奉り、武運並びに農耕の守護神として崇敬される。乾元年中(687年前)、武藤家三代盛氏、社殿を造営し、社領壱千五百束を寄進せらる。然るを社家、天正慶長の兵火に罹り、旧記宝物等、悉く消失せりという。
元和八年、酒井忠勝入国の後、累代祈願として社領三百五十束刈地を寄進し、社殿を修理せらる。
境内由緒書より。全文はこちら。
神社入口
山王鳥居と社号標
境内
拝殿
拝殿前の狛犬。昭和らしからぬ風貌。先代様がいたのでしょうか。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)12月吉日建立)
拝殿に掛かる額と絵馬
本殿
稲荷神社
古峯神社
復鎮霊社
厳島神社
八幡神社
厳島神社の脇に立つ芭蕉の句碑。「珍らしや 山をいで羽の 初茄子び」。
鶴岡市指定文化財の欅
御神木