熊野神社

寒河江市高屋(平成20年5月4日)

東経140度17分15.96秒、北緯38度21分11.5秒に鎮座。

 この神社は南部小学校の南東約300mに鎮座しています。
 神社前の角には「高屋楯跡」碑があり、「室町時代 寒河江大江氏の一族高屋元詮は山形最上氏の侵略に備えてここに楯を築き 大江氏防備圏の一翼を担ったものの、天正12年(1584)9代にわたって栄えた高屋氏は 最上義光に敗れた寒河江大江氏と運命を供にし その楯も消滅した。」と書かれています。
 神社の案内は無かったものの、熊野神社は高屋氏が楯の東方に創祀したのが始まりとされ、市指定天然記念物の大杉はその当時からのものと推定されています。
 御祭神は伊弉冉尊と思われます。

社号標
「村社 熊野神社」
神社入口
境内の様子 太神宮、火神宮、湯殿山、淡嶋大神
拝殿と、背後には市指定天然記念物の大杉
本殿
ご神木 神社前に建てられている
「高屋楯跡」碑