和歌山市口須佐(平成18年3月25日)
この神社は紀伊国一宮・伊太祁曽神社の南西約750m、9号線に面して鎮座しています。和歌山県の須佐神社としては有田市千田の須佐神社が有名ですが、嘗てこの地はその有田市の須佐神社の神戸であったそうで、その縁によりこの地に一宮・伊太祁曽神社とも関係の深い須佐神社が創建されたのでしょう。
道路に面した白銀色の鳥居を潜ると、一応整備はされているものの不規則に崩れてしまった階段の参道があり、参道脇の竹林や階段の間に生えた可愛い雑草をみながらやっと登り切ると、丘の中腹に境内があり、コンクリート製の社殿が建っていましたが、扉は固く閉ざされ、社殿内を窺い知ることは出来ませんでした。境内に立つと明るく開けた対面には、今は蜜柑の木が植えられた、古墳の様な形の盛り土が良く見えました。
神社入り口 | 社号標 |
ここでは狛犬ならぬ生犬が出迎えてくれます | 階段の参道の始まりです |
まだまだ階段は続きます | 参道脇の竹林。 竹の子には未だ早かったようです。 |
境内入口 | 社殿 |
入り口に咲いていた可憐な雪柳 | 階段のほんの一握りの土から命を育んでいる雑草 |
ここには未だ日本タンポポが生育していました。 | |
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