塩竈神社

和歌山市和歌浦中3(平成18年3月27日)

 この神社は、和歌山市内から国道42号線で南下し、和歌浦信号を右折。151号線を進むと右手角、和歌浦湾に面して鎮座しています。
 御祭神は製塩法を伝えた鹽槌翁尊で、もともとはすぐ北に鎮座する玉津島神社の祓い所で、大正6年に独立した神社となりました。因みに、すぐ近くの布引浜では大正後期まで製塩が行われていたそうですが、現在は海苔の養殖をしているそうです。
 御神体の塩槌翁尊は、輿の窟と呼ばれる窟に鎮座する、海の幸、安産の神様として親しまれてきた神社です。

神社全景 輿の窟まえの拝殿
輿の窟を刳り抜いた奥に弊拝殿と本殿 右脇にも弊拝殿がありました