神明神社

和歌山市堀止西2(平成18年3月27日)

 この神社は、和歌山市内から国道42号線で南に向かい、13号線とぶつかる信号を右折、突き当たり左に鎮座しています。
 案内によると、御祭神は(第一殿)天照皇大神、配祀(第二殿)豊受皇大神、境内社・稲荷神社、戎神社、天満宮、金比羅神社、楠王君(王は偏で君が造り)神社です。
 社伝によると、古くは吹上の山に鎮座し、天正13年(1585)には豊臣秀吉が「当国平安利運長久」の為、鏑矢に願書を添え納めました。その後国祖南龍公(徳川頼宜)が城下町の裏鬼門の守護神として奉斎せんと、寛永5年(1628)この地に遷し、以来吹上・今福・砂山地区の産土神として篤く信仰されてきました。
 住宅地の中にあり、こぢんまりとした境内ですが、未だ杜はきちんと護られ、境内社の多い静かな神社でした。

神社入口 境内の様子
第一殿・天照皇大神の拝殿と本殿
第二殿・豊受皇大神社殿 境内社・天満宮、金比羅神社
境内社・楠王君(王は偏で君が造り)神社拝殿と本殿
境内社・戎神社拝殿と本殿
境内社・稲荷神社 ご神木